安倍元首相銃で撃たれ死亡

とんでもないことが起きました。

世界で最も銃規制の厳しいこの日本で、衆目の中、安倍元総理が銃で撃たれ亡くなりました。

事件が起きたのは午前11時半頃。私がTVをつけたのは12時頃。

日本中てんやわんやです。目撃者のインタビューや、ネットでは一般人の撮った写真や動画が次々にアップされています。

私もテレビに釘付けでしたが、どうにも気になる事があります。

 

私は長年選挙に関わり、街頭演説では常に候補者の近くにいました。街頭では気を付けていないと、イチャモンつけてくる人がたまにいるのです。こういう人を候補者に近づけないようにスタッフは気を配らないといけないのですが、意外と、これができる人は少ないのです。

 

今回の事件報道を見ていて、警備がどうなっていたのか、SPはどこを見ていたのか、気になります。

一部始終を見ていた人達がインタビューに答えていましたが、これは驚くべき事です。普通、演説が始まると皆、演者を見ます。安倍元総理ならなおさらです。安倍元総理を見ていたならば、犯人の行動どころか、何が起きたのかさえわからないはずです。ところが、目撃情報として紹介された男性のインタビュー証言は実に詳細に犯人の動きを伝えてくれました。4階の高所から見ていたという女子高生(らしき)二人の証言も実に詳細でした。

なぜ、この人達は安倍元総理ではなく、犯人の行動を見ていたのでしょうか?

この人達自身は自覚されていないかもしれませんが、犯人の動きに違和感を持ったのではないでしょうか。

事件直前に撮影されたと思われる写真や動画にも、それらしき人が写っています。皆が安倍氏を見ているのに、一人違う方向に視線を向けている人。

一般人の中にも、少数だけど犯人の行動に違和感を持った人がいたのであれば、SPであれば、絶対に気付いてほしい。

犯人が動き出した時から見ていれば、1発目は間に合わなくとも、2発目は撃たせずにすんだのではないか、と思います。犯人を取り押さえる警備員の動きの素早さをみると、なおさら、残念でなりません。