7月4日にFBに投稿記事のコピーと、今までの事、絶望の未来
サハリン2天然ガス開発について。
ロシアがウクライナへ侵攻する前の2月上旬の事。アメリカが日本に対し、日本が備蓄している液化天然ガスをドイツへ融通しろ、と言ってきた。アメリカはロシアを敵対視する言動を取っていてドイツを巻き込みたいが、ロシアから天然ガスを供給するドイツとしては敵対視したくない。そこで、アメリカは日本に協力しろ、と言ってきたのだ。
訳もなく戦争は起こらない。だから終結も正義や倫理では収められない。力で押さえるか、交渉を重ねるか。
正義を叫ぶ限り、武力の応酬は終わらない。
交渉とは、妥協のラインを探りあい確定する事かな、と、私は考える。
開戦当初から、戦争反対デモ(ロシア非難)はすべきでない、と、私が言ってきたのはそう言うことです。
戦争反対の声が戦争参加を後押ししてしまった、と、私は考えています。
サハリン2を死守するためには、田中宇さんの言うように、安倍元総理にプーチン大統領に会ってお願いするしかないのでしょうが、屈辱的ですよね。
天然資源の少ない日本は、絶対に戦争をしてはいけないし、参加してはいけないことを肝に銘じておかなければなりません。
FB7月4日投稿ここまで
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この2年半、山のように言いたいことがあった。あまりに大きすぎて書けなかった。おかしい、日本がおかしい、世界がおかしい、なのに、私の周りは誰もそのおかしさを感じていない。
私が感じていたおかしさを、評論家の田中宇さんが見事に言い表した。
「ニセ現実の世界」
私が辛かったのは、この「ニセ現実の世界」を実感する人が私のリアル現実の周りにいなくて、ネットの中でしか出会えないという、正に現実空間と仮想空間、どちらがリアルなのか分からなくなってしまう混沌とした状況に陥ってしまったこと。
広島に35年間住み、その中で出会い、築きあげてきた友人、知人、団体。その、どれとも考えがズレてしまう孤独感。
一般人とズレる事は慣れっこだが、平和団体や市民団体、護憲政党とズレてしまった。
コロナ禍で、「おかしいよ」という発信、活動を、私はしなかった。
一つは、今まで一緒に活動してきた人達は、誰もコロナ騒動を「おかしい」と感じていなかったから、問題を共有できなかったということ。
そしてもう一つは、ノーマスクや反ワクチンの運動をしている人達の背後に、宗教的な匂いを感じ取ってしまい、近付けなかったということ。
コロナ騒動もそろそろ終わりかな?と安堵したその矢先、ロシアがウクライナを攻め始めた。
それからの、平和団体·市民団体·護憲政党の対応に、私は驚愕·失望してしまった。
「戦争反対」と叫び、ロシアを非難する事がどうして平和につながるのだ。武力攻撃を止めるには話し合いの積み重ねしかない。
誰が悪い、と、裁定を下すことではない。ロシアを、プーチンを非難する平和団体は、自分達が絶対正義だと思い上がっているのではないか?と、私には思えた。
話し合いをすべき、と、一貫して訴えていた政治家がいる。なんと、維新の会の鈴木宗男さんだ。
ウクライナが18歳以上の男子出国を禁止して銃を持たせたことに「民間人を闘わせるのは言語道断」と言ったのも、(私の大嫌いな)維新の会の橋下徹だ。
なんで、こんな逆転現象が起きるんだ!
平和団体の大罪は、ロシアをプーチンを非難したことで日本を戦争に参加させる道筋を作ってしまったことだ。日本政府は平和団体のお墨付きをもらって堂々とウクライナ支援ができた。
それが、ロシアの報復を受けることになるのが予想できないなんて、政治家をやる資格無しだ。
報復に備えて軍備増強、改憲へと進んでいるのが今の日本だ。
さて、ロシアによる、日本からのサハリン2開発権利剥奪という
報復に対して、どうするのか。
こういうエネルギー問題に対して、平和団体は鈍感だ。原発反対としか言わない。
ウクライナ戦争のせいでエネルギー不足となる、という報道の仕方だが、言葉足らずだ。
ウクライナ戦争で、ウクライナに味方したせいでロシアの報復を受け、エネルギー不足となった、と、報道すべきだろう。
日本国民はエネルギー不足で困窮生活を強いられても、ウクライナを支援するのか?それほどの正義があるのか?日本人の日常生活を壊してまでも守るべき他国の正義とは何か?(不戦兵士の会の「守るべき国家とは何か」のタイトルをお借りしました)
話がそれました。
深刻なエネルギー不足が予想されるなか、一縷の望みだった(と言うのは嫌になるくらい嫌いだった)安倍晋三が暗殺された。
何というタイミング!
これについては、田中宇氏の
さて、さて、さて。
市民活動から遠ざかってしまった私。どうしよう。
とりあえず、芋栽培と、バレエに専念。