佐々木愛子さんをしのぶ会

私の尊敬する佐々木愛子さんが亡くなられ、ご遺族のご希望で密葬だったためお葬式に参列できませんでしたが、女性団体のメンバーたちがしのぶ会を開くというのをききつけ、今日、参加してきました。

佐々木愛子さんと初めて出会ったときの印象は、今も忘れません。
その頃、広島市議会には女性議員は一人しかいなかったのですが、私は佐々木愛子さんを見て、この人こそ、議員の方に違いない！と、勝手に思い込んでしまいました。オーラがありました。議員よりも、ずっとはるかに多くのオーラを放っておられました。
その後、私も様々な運動や活動に参加するようになり、政治の重要性に目覚め、政治活動にもかなり関わりました。
あるとき、佐々木愛子さんと二人で雑談しているとき、議論になりました。選挙がらみの話です。激高する佐々木愛子さんに、私も譲れないと思う点があり、かなり激しい言い合いになりました。
腹を割って本音でここまで激しく言い争ったのは後にも先にも佐々木愛子さんくらいなものでしょうか。
あの時は私も随分と腹が立ちましたが、時間がたつにつれ、佐々木愛子さんの言うことももっともだと思うようになり、私の言い分が間違っていたとも思いませんが、非常に重要な議論だったなと今も思います。

その後、選挙や女性大学同窓会などでひょっこりひょっこりお会いすることがありましたが、いつも励ましてくださり、心強い存在でした。

今年の夏、何度か佐々木愛子さんとゆっくりお話しする機会があり、
もっともっと、この方から学びたい、そう思っていた矢先の訃報でした。

ご冥福をお祈りします。