皇后様は誰?

画家の五姓田芳雄はいったん置いといて・・・

塾長はさかんに「皇后様」を連発するのだけれど、一体どの皇后様?
美智子様」のお姿でないことはわかる。昭和天皇の皇后でもないようだ。
大正天皇の皇后だろうか?それとも明治天皇の?そもそも、塾長が「皇后様」と言う根拠ははっきりしない。
お雛様の姿に似ているから、「皇后様」と言っているのだろうか。
「一体、誰なのよ〜」
すると塾長が、絵を保管してあった木箱を取り出して
「ここに、なんか書いてある」

昭憲皇太后御尊像」

皇后様でなく、皇太后様だったんだぁ〜。
でも、昭憲皇太后って、いつの人だろう。さっそく、ネットの検索で調べる。
で、明治天皇の皇后だったことがわかった。
・・・
なぜ、皇太后なの?

皇后と言うのは天皇の奥様のこと。皇太后というのは天皇のお母様のこと。
っていうことは、昭憲皇太后大正天皇のお母様?ところが、これがちがうんだなぁ。
昭憲皇太后は子どもを産んでいない(えっ?じゃぁ大正天皇は誰の子なの?お妾さん?ち・ちがう・側室というのよね。多分)

ここからがよくわからない話なんだけど
通常は天皇がお亡くなりになると、皇后は皇太后と呼ばれる。
しかし、皇太后も亡くなると、天皇と並んで生きていたときの呼称で
呼ばれるらしい。
だから、昭憲皇太后ではなく昭憲皇后となるのが通常なのだが、
なぜか、昭憲皇太后だけはいまだに皇太后と呼ばれている。
ちなみに、明治神宮明治天皇昭憲皇太后が祭られている。
昭憲皇后に戻すよう要望があがっているらしいが、慣習と言うことで、
昭憲皇太后のままだそうだ。

う〜ん、よくわからない。変な話だ。
ま、今回は、描かれている人物が誰か分かったということで
納得しとこう。


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