何歳になったんだ〜?

最悪の目覚め。
そろそろ「あがる」年頃。先月はなかった。
が、昨日、ひどい頭痛とともにやってきた。
1ヶ月とんだせいか、体調は猛烈にだるい。
困ったことに、私は強烈に眠くなる性質だ。
こんなときはプチ冬眠が一番だが、重い体を引きずって
大規模林道問題全国ネットワーク集会」へ出かけた。


体調のせいもあり、しんどさばかりの残る集会だった。
「自然を守ろう」
「税金の無駄遣いをなくそう」
どちらも正論で、これに異論を唱えられる人はいないだろう。
だからこそ、イライラは募るのだ。
誰もが正しいと思い、大規模林道は作るべきでないと思うのに、
なぜ、計画は進んでゆくのか。
「政治が悪い」
の一言で片付けてしまっていいのか。


昨年、私は広島県内を隈なく走り回った。
広島県は広い。そして、山ばっかり。山、山、山・・・。
そして、休耕田、廃田、廃校、廃屋が次々と姿を現す。
田舎は疲弊している。
その田舎にはなぜか土建屋さんが多い。
農業も林業も衰退していく中で、公共事業で何とか地域の
経済を支えてきたのだろうか。


そういうところへ
「自然を守るために大規模林道の建設をやめさせよう」
「税金の無駄遣いである大規模林道の建設をやめさせよう」
の、掛け声はむなしく響くだけではないのか。


私は、大規模林道の建設に賛成しているのではない。
例えば、中国自動車道を林道代わりに使ってもいいんじゃない?
な〜んてね。だって、中国道って、すっごく通行量が少ない。
そのすぐそばに、なんでまた自然を破壊してまで同じような
道路を作る必要があるだろう。


問題は、道路を作るかどうかではなく、
山間地の疲弊した産業、くらしをどう立て直してゆくかだ。


大規模林道を作ろうとする人達も、反対する人達も、
そこに住む人々の生活はお構いなしで議論をしてゆくから、
地元住民はどうでもいいや、ってなるんじゃないのかしら。


ITを利用して、こういった山間地の暮らしを変えられないだろうか?
アキハバラ塾の活動を聞いて、田舎の方たちから熱心な問い合わせが来る。田舎の疲弊した産業の立て直しのために少しでもお役に立てればと
思う。


そうだ・・・
今日は誕生日でした。
体調最悪の1日でしたが、息子からメールが届いて思わず
「にっこり」幸せ気分。



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